THE ALIVEインタビュー
  • 長く介護の仕事を続けるなら、
    一人一人にしっかり向き合いたい

2015年に、アライブ品川大井に入社しました。それまでは介護老人保健施設(以下、老健)に勤めていました。最初の1カ月は非常勤として、翌月から常勤の介護士として働き始めました。2年後にアライブ品川大井の介護リーダーとなり、2017年には新たにオープンした代々木大山町にケアマネジャー(以下、ケアマネ)として着任しました。

私は、老健で介護職のキャリアをスタートさせました。自宅復帰を前提とした介護保険施設ですので、アライブが運営するホームとは、同じ介護職でも仕事の内容が異なります。老健では、ご利用者とかかわる時間やサービス内容に制約があり、システマチックな運営に歯がゆさを感じていました。これからも長く介護の仕事を続けるなら、お一人お一人にしっかり向き合える環境に身を置きたい。そう考えて、アライブメディケアの面接を受けました。

  • ご入居者の第二の家族であるように

ご入居者が、アライブのホームで不安なく日々を過ごせることが、何よりも重要だと考えています。そのために、ご入居者にとって私が第二の家族であるように接していこうと、常に心掛けています。安心して過ごしていただきながら、そのうえでホームならではの楽しみを感じていただきたい。表情などから心配事などがあるように感じれば、必ずお話を伺うよう努めています。決して一人ぼっちではない、ここには相談できる人、つまり私のような第二の家族がいると信頼していただけるよう、日々努めています。

例えば、ご入居者のお誕生日には、バルーンを飾るなどプチイベント化して、その日を盛り上げます。お誕生日会のようなイベントごとは、ご入居者には刺激になり、スタッフにとっても楽しいものです。こうした企画を会社が肯定的に受け止め、現場の裁量に任せてくれることもうれしいですね。

お誕生日のエピソードといえば、100歳になられたご入居者のことが思い出されます。100歳のお誕生日を迎えるちょうどその日に夜勤だった私は、夜中の12時ちょうどにそっと彼女のお部屋の扉を開け、様子をうかがいました。すると、彼女は勢いよくベッド上に起き上がって、「きっと伊藤さんが来てくれると思って、寝ずに待っていたの!」とおっしゃったのです。たまたま起きていた隣のお部屋の方も一緒に、深夜の女子会がスタート! 1時間ほどおしゃべりに興じて、それはそれは楽しくて幸せを感じるよい時間でした。

  • いざというときには一枚岩に。
    どんな課題もなんとかなる!

私は何ごとも、なんとかならないとか、どうにもできないというイメージが浮かばない性格のようです。どのような課題も、必ずなんとかなると思って対応しています。悩んでいるだけだと、何も動かないし始まりません。そもそもアライブメディケアは、一人に問題を抱えさせません。社長が現場出身者であることも一因かもしれませんが、本社と現場の関係性がとても近く、それぞれ役割が違っていてもいざというときには一枚岩で動きます。一人ではないから、どのような課題も解決できないイメージがわかないのです。そしてそれを乗り越えたら、悩んでいた自分を笑い飛ばす! 苦労がないとはいいませんが、どんなこともなんとかなる、なんとかしてきました。もともと楽観的で肯定感の強い性格が、アライブメディケアに入社して、より一層強化されたかもしれません(笑)。

  • 人権や尊厳を最優先するホームで働ける喜び

介護の現場では、ご入居者とご家族間の調整を図る機会が多々あります。両者の願いに乖離がある場合も少なくありません。高級老人ホームになるほど、それぞれの要求度も上がり、思いの隔たりも大きくなる傾向があります。特にケアマネは両者の狭間で苦労することが多く、介護職の立場でどこまで踏み込めるのか、いつも頭を悩ませています。アライブメディケアは、ご入居者の人権や尊厳を最も重要視していて、ご家族にも学びの機会を設け、お互いが理解しあえる環境づくりに力を入れています。ケアマネだけに負担がかかることのないよう、立場を超えて支援してくれる体制に、いつも助けられています。

会社の制度にも、助けられています。私は、2019年から約3年半の産休・育休を経て、2023年にアライブ世田谷下馬のケアマネとして復帰しました。家庭と仕事の両立は思っていた以上に大変ですが、これもなんとかなる、なんとかするマインドで乗り切っています。でも、育休明けの復帰は不安がいっぱいで、職場に戻れるか疑心暗鬼でした。就業条件も相談して、調整してもらいました。復帰した今、本社スタッフや先輩ママたち、現場スタッフやご入居者にも応援していただき、とても楽しく働くことができています。楽しそうに仕事に向かう私の姿を見ているからか、子どもたちは仕事場に行きたがります。仕事や職場を、「ママにとって大切で楽しいところ」と理解しているのでしょうか。自分も楽しいところに一緒に行きたい!と、思うようです。

人からはよく「笑顔が印象的」「陽気で周りを明るくする人」「アライブ世田谷下馬の太陽・ひまわり」と言っていただきます。なんとかなるという楽観的な性格から、自然な表情が生まれて周囲を明るくしているなら、とてもうれしいです。

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