THE ALIVEインタビュー
  • 昼は飲食業、夜は介護士。
    昼夜のダブルワークからキャリアをスタート

学生時代に、友人から障がい者施設でのボランティア活動に誘われたことをきっかけに、福祉事業に興味を持ちました。就活当時はちょうど介護保険制度が始まるタイミングで、「これからは介護が必要な高齢者が増える」と高齢者施設に就職しました。若かったこともあり、その後飲食業に転職したのですが、仕事に不満はないもののやりがいが見つけられませんでした。施設で働いていたときに感じた「やりがい」が忘れられず、介護の世界に戻りたいと思い、偶然目にしたアライブ荻窪のスタッフ募集を見て面接を受けました。

実はこの時、介護職に戻ると決めたものの、前の会社をすぐには辞めることができませんでした。そこで、日中は飲食業の仕事を続けながら、夜勤の非常勤の介護士としてアライブメディケアでのキャリアをスタートさせました。やりがいのある仕事を見つけた喜びが原動力になり、ダブルワークもまったく苦になりませんでした。

  • 思い立ったらとにかくまずやってみる!

私は、思い立ったら「やってみよう!」とすぐにカラダが動くタイプです。誘われたり気になったりしたことは、まずやってみる。だから、趣味も多岐にわたります(笑)。そもそも介護業界に入ったのも、友人からの誘いに何の迷いもなく「やってみよう!」と思ったことがきっかけ。アライブメディケアの面接を受けたのも「まずは話を聞いてみよう」と思ったからです。

アライブ荻窪には5年勤めて、その間にケアマネジャー(以下、ケアマネ)の資格を取得しました。キャリア的にはまだ早いかなと思いましたが、これも「やってみよう!」精神です。ただ、資格を取ったとはいえ、すぐにケアマネの仕事を始めたわけではありません。何度かオファーはあったものの、自分に自信が持てずにお断りしていました。でも、これって私らしくありませんでしたね(笑)。

2012年の夏、アライブ世田谷代田が開業する際、ケアマネとしてオープニングスタッフにという声がかかり、とうとう「やってみよう!」マインドが発動しました。自信がないと引っ込んでいても、経験は積めません。ケアマネ着任に際しては、会社の研修やケアマネの先輩方のフォローが手厚く、自分が感じていた不安は杞憂に過ぎませんでした。

  • ライフステージに合わせた働き方を選択できる環境

2017年、アライブ代々木大山町のオープンにあたり、ホーム長に就任しました。32歳の時です。新しい環境、新しいチーム、新しい立場での仕事。未知の領域ですべてがチャレンジでしたが、「とにかくやってみよう!」という気持ちでスタートしました。立場が変われば見える景色が変わるもので、入居される方々の特性の違いやご家族との調整ごと、スタッフのチームビルディングなど、介護士時代とは課題感が変わりました。

目まぐるしくもやりがいのある毎日を過ごしていたときに、私の身の上に大きな変化が起きました。子どもを授かったのです。仕事と出産・育児の両立…。これもやってみなければわかりません。できなかったらその時に考えればよいと腹をくくり、ホーム長という立場ではありましたが、会社の制度を利用し、2018年8月から2019年4月まで産休・育休を取得しました。

復帰後もしばらくは育児優先で、時短勤務が可能なセクションに配属してもらい、再びホーム長として代々木大山町に戻ったのは、産休取得から4年後の2022年です。女性が多い職場で、ライフステージに合わせた働き方ができることはとても重要です。おかげさまで、会社の理解と周囲の思いやりのもと、子どもとしっかり向き合う時間を確保しながら、楽しく仕事を続けることができ、感謝しています。

  • 提案の自由度が高く、
    現場の裁量権も大きい職場環境

私が入社した20年前と今では、社会情勢も介護環境もずいぶん変わりました。その中で、アライブメディケアの自由度、大きなまなざしでご入居者やスタッフを見守る姿勢は、今も健在です。現場からのイベントの提案は自由ですし、原則として本社から「NO」といわれることはありません。

以前、プールで泳ぐことを日課にしていた方が入居されました。ご本人もご家族も施設からプールに通うことを望まれましたので、私が同行し、プールにも一緒に入りました。施設に入居されても、できるだけそれまでの日課を続けてほしいと思いましたし、ご本人もずいぶん励みになったようです。

また、「もう一度別荘に行きたい」というご入居者の願いをかなえよう、というプロジェクトを発足したこともあります。別荘には階段があり、足がご不自由なご入居者が自力で階段を上らなければなりません。歩行練習を日常生活に組み込み、スタッフが連携して念入りにプランを設計。「無理」と思われていた願いを、とうとう実現させました。

  • ラストステージをクリエイトする
    やりがいある仕事

私は、ご入居者が自分からはなかなか言い出せない「こうしたい」「こんなことをやりたい」という気持ちを見つけだし、スタッフとともに実現する方法を考え、実践することが大好きです。高齢者施設での仕事は、ご入居者の人生のラストステージをクリエイトできるやりがいがあります。アライブメディケアの介護現場には、ご入居者の「やりたい」を引き出す力、雰囲気があり、ずっとそばにいるからこそ気付けること、できることがあると思います。

ご入居者には一つでも楽しい体験や思い出を増やしていただき、充実した日々をお過ごしいただきたい。私にとってはそれがやりがいで、人生の楽しみでも幸せの種でもあります。私の幸せは、「やってみよう!」精神が導いてくれた介護の仕事にありました。幸せは自分で見つけるもの、自分にしか見つけられないものだと思います。

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