2022年1月26日
今回は、ホーム目標でもある「ご入居者の自己実現」をお手伝いさせていただく中で、予定なしの外出サポートのご様子をご紹介します。
S様は、長く等々力、尾山台近隣にお住まいで、かつてはご入居後もご自身で車の運転をされ、ホームでの生活と外出を楽しまれていました。数年前から車の運転はお止めになり、その後は電動自転車で近くのクリニックやスーパー、床屋さんに気の向くままお出かけになられながらアライブでのご生活を楽しまれています。最近では持病の進行もあり、以前ほど自由に出かけることが難しくなってきていました。しかし、お気持ちは、以前のまま、思い立ったら即行動に移したいと思われ、ふらっとフロントにこられます。昨年、新型コロナウイルスの感染者数が減ってきた頃、感染に注意をした上で外出をいたしました。
ホームでは、ご自身の自由に出かけたいというお気持ちを尊重しつつ、ADL等を鑑み、電動自転車で出かけられる範囲はお出かけいただき、予定時間を過ぎた場合には、スタッフがお迎えに伺って、一緒に帰ってきたり、タクシーでお出かけになられるような距離の場合は、調整してホームの車で送迎させていただいております。
今回は、予定はしておりませんでしたがフロントにこられて「奥様やご両親のお墓参りに九品仏(浄真寺)まで、タクシーで行ってきます」とのこと。お寺だと様々な段差もあるため、調整を行いホーム長が車で同行することになりました。社務所でお線香とお花を頂き、手桶に水を入れてお墓まで行きました。お花とお線香を備え、お水で清めてお参りされました。
同行したお礼にと境内を案内してくださいました。境内は、ちょうど紅葉の見ごろで、黄色や赤い紅葉が、とても鮮やかでした。
これからも可能な限り、出掛けたいときに出かけられる、そのようなご生活のお手伝いが出来ればと思っています。
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