2021年11月30日
アライブ世田谷中町では、今年度、「ホスピタリティのあるケア、その方を知ることによって深まるAlive UP ご入居者の自己実現・夢実現を1つでも達成しよう」というホーム目標を掲げてケアを進めています。
今回は、その中でも11月に取り組んだエピソードをご紹介します。
【調理アクティビティ ピザ作り】
当ホームの屋上では、小さいですが『中町菜園』で季節の野菜をご入居者の皆様と育て、収穫時には、その野菜を使った調理アクティビティを実施しています。野菜はガーデナースタッフや屋上係のケアスタッフを中心に一緒に種を植えることから始め、日々の水遣り等も皆様と行っています。今回は、ほうれん草とバジルが収穫できたのでピザを作り、厨房のオーブンで焼いて味わいました。次は何を作ろうか今から楽しみです。
【麻雀の会開催】
ご入居者の趣味である麻雀の会を久しぶりに開催しました。麻雀の覚えのあるケアスタッフや、普段介護にはかかわらないお掃除スタッフも参加して行いました。当ホームでは、介護職以外のスタッフもケアに関わってホーム全体で様々なことを行っています。
【おひとりおひとりと向き合う】
「読み聞かせ」の練習風景です。この方は、かつて小学校の先生をされていました。そこで、居室担当スタッフ(※1)が考えた自己実現が、ホームでのアクティビティの際に、「読み聞かせ」をしていただこうというものでした。開催はもう少し先ですが、それまでに時間がある時に少しずつ練習をしていただいています。些細なことかもしれませんが、お一人おひとりに役割をもっていただき、生きがいを持っていただくこともエピソードとして、また、元気になる介護としてコツコツと行っています。
※1 ご入居者に対する担当スタッフ制のこと。
【技能実習生、介護技能実習評価試験に合格】
アライブ世田谷中町には、2名のインドネシアからの技能実習生がいます。その内、今年3月から来日したスタッフの介護技能実習評価試験が先日行われ、無事に合格し、朝礼の時にその試験結果証明書とホーム独自で作った表彰状を皆の前で渡し、お祝いしました。今回の試験は、新型コロナウイルスの影響で試験日程が何度か延期になり、精神的にも不安な中、行われましたが、先輩方が技術試験や筆記試験のサポートを積極的に行ってくれ、また、本人の絶え間ない努力もあり今回の結果となりました。これからも日々、日本の文化や介護を学び、いつか母国で活躍する日を我々も楽しみにしています。
これからも様々なストーリーやエピソードを創り、生きがいややりがいを創出していきたいと思います。
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