外国人技能実習生活躍！　アライブ世田谷中町

アライブ世田谷中町ではインドネシアから2名の技能実習生を受け入れています。Dさんは2020年4月に入職。Sさんは新型コロナウィルス感染症の影響により当初の予定より入国が遅れ、今年の2月に入職しました。
そんなお二人に日本での介護の仕事についてインタビューしました。

Dさん（2020年4月入職）

【日本で介護の仕事を選んだ理由を教えてください】
兄が日本で働いていたこともあり、学生時代から将来は日本で働くことを目標にしていました。日本で働くなら工場か介護で迷いましたが、日本の介護についてWEBで調べ、会話でご入居者が笑顔になってくださる様子から、人に喜んでもらうことが好きな自分に向いていると思い興味が湧きました。

【好きなお仕事を教えてください】
アクティビティのカラオケが好きです。また、ご入居者とお話するのが好きで、リハビリや入浴介助の時に、ご入居者の昔の話やインドネシアの事など沢山お話します。日本語は、最初は聞き取れず大変でした。今でも難しい時がありますが、分からないことがあってもご入居者やスタッフが優しく教えてくれます。ご入居者との会話の中で新しい言葉を沢山覚えました。

【大変だと感じることは何ですか？】
始めのうちは身体が慣れず、腰が痛くなりました。介助が大変で疲れるときもありますが、休めばすぐに回復します。

【これから頑張りたいことを教えてください】
居室担当（※1）や安全委員会の業務など介助以外のことも、もっと学びたいです。
居室担当については先輩がまだできていない高い目標もやり遂げたいです。
夜勤も入りたいです。ご入居者の夜間の様子を知ることにより、日勤帯の仕事にも活かしたいです。

※1　ご入居者に対する担当スタッフ制のこと。

【将来の夢を教えてください】
3年目の一時帰国後も日本に戻り介護の仕事を続けたいです。介護福祉士の資格をとり、家族を日本に呼びたいです。4年目以降も日本にいれるように頑張ります！
私は介護の仕事が好きです。ご入居者が笑顔になり、ありがとうと言ってくれると嬉しく、心が満足します

Sさん（2021年2月入職）

【日本で介護を志望した理由を教えてください】
インドネシアでは助産師の大学に通ってました。人のお手伝いをする仕事がしたく介護の仕事をしてみたいと思いました。また、日本で仕事をし、両親を助けたい気持ちがありました。

【介護の仕事をしてみての感想を教えてください】
大変だけど楽しいです。ご入居者ができないことを手伝い、できるようになるのが嬉しく幸せな気持ちになります。時々日本語が聞き取れない時もありますが、ご入居者とのお話は楽しいです。ご入居者は日本の事を話してくれてとても勉強になります。

【これから頑張りたいことを教えてください】
移乗介助がまだうまくできないので頑張りたいです。日本語の勉強ももっと頑張りたいです。

最後に、ホーム長　加藤聡より

【技能実習生について、勤務の様子など教えてください】

Ｄさんは、最初の3ヶ月はご入居者とコミュニケーションをとるための時間に専念できたため、スタッフにとってもスムースにＯＪＴに入ることができました。ＯＪＴ後は、日勤帯シフトを中心に業務を任せましたが、学習意欲の高さもあり、目覚ましい成長を遂げてくれました。
今では、ご入居者の特徴を理解し、周りのスタッフに自然と指示出しができる状態まで成長しました。一年前に技能実習生を受け入れた時は、ここまでの責任を担ってもらえるとは想像がつきませんでした。Dさんは居室担当として担当のご入居者を受け持ちます。今後は当初予定していなかったターミナルケア研修も受講してもらう予定です。来日してまだ1年の技能実習生がここまでできるということが他スタッフの刺激にもなっています。Ｓさんも来月からＯＪＴに入りますが、Dさん同様の成長を遂げられるようホーム全体で支援してまいります。

日本語も介護の仕事も前向きに努力し続けているお二人です。お二人の向上心やひたむきな姿は心打たれ、周囲のスタッフや当社全体にもよい影響をもたらしています。日本人に限らず、技能実習生もこれからの介護を担う頼もしい存在です。長く働いていただけるよう全力でサポートしていくとともに、海の向こうで日本で働くことを待ち望んでいる実習生を今後も受け入れ、「アライブの介護」を伝えていきたいと思います。