2023年8月17日
先日、近隣の方がホームにお越しになり、お子様の夏休みの取り組みとして当ホームでピアノ演奏ができないかとご相談くださいました。当ホームとしても、地域の方との交流は願ってもない機会でしたので、大賛成でお越しいただき、ピアノ演奏会が実現されました。
そのときの様子をご紹介いたします。
当日、お母様と小学生の息子様がお越しになり、多くのご入居者が見守る中、何曲かのピアノ演奏をしてくださいました。初めての場所で緊張もあったかと思いますが、とても上手な演奏でした。
ご入居者も思い思いに手を動かしながら演奏を聴いている方、じっくりと耳を傾けている方、足でリズムをとっている方など、様々なスタイルで楽しまれていました。
とても良い演奏会で、その小学生O君のお父様とご兄弟も駆けつけ、ご家族全員に見守られるO君。
演奏会の後、お母様からメールをいただきました。
そこには感謝の言葉と、お母様からの思いが綴られておりました。
これまで毎年、お婆様が入居されていた施設でO君のピアノ演奏を披露していたそうです。しかし今年の春、お婆様がご逝去され、O君のピアノを聴いてくれるおじいちゃん、おばあちゃんを探して、アライブ世田谷中町に声を掛けくださったとのことでした。息子様のピアノを喜んで聴いてくれたご入居者の姿を見て、涙を流してしまった、と書かれていました。
メールは、とても心温まる素敵な内容で、演奏していただいて感謝すべきは私どもなのに、とても感動しました。
単なる夏休みの取り組みではなく、その背景に、このようなご家族の思いがあることを知り、この会が持つ意味の大きさを改めて実感しました。
我々は、普段、ご入居者の願いを叶えることに励み、その願いが叶って喜ばれているご本人やご家族のご様子を、自分たちの喜びや、やりがいに感じられるように努めています。
今回のエピソードを通じて、ご入居者のニーズや願い、そのことをやり遂げる喜びを地域の方とも分かち合えたことが何よりも嬉しく、ホームの考えと地域の方との考えが共鳴できたことで、よりホームが地域の一員としての認められたように感じました。
また次回、素敵な演奏が聴けることを願っています。
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