神聖な場所へ、再び　アライブ世田谷中町

先日、ご入居者の願いを叶え、四谷にある教会を1年ぶりに訪れました。

その時のご様子を紹介いたします。

ご家族が眠られている教会に行くことが、数年前に入居されたF様の願いでした。

入居当初は体調が優れなかったことや、コロナの猛威が日本中を襲い、すぐに願いは叶えられずにいました。やがてコロナが少し落ち着き始めた2022年の春、教会からも三密が避けられる状況であれば良いと許可を得て、F様とご家族、担当のスタッフ、ホーム長の4名で、教会への訪問が実現しました。

あれから1年。F様は体調を崩され、食事量がかなり減ってしましいました。とても外出する状況ではありません。

しかし、私たちはいつかまた、F様と教会にご一緒したいという思いを持ちながら、多職種で連携を図り、様々なケアを行っていきました。すると次第にF様は体調を持ち直し、柔らかな形態のお食事ですが、少しずつ食事も召し上がれる状況になりました。

そこで、今がチャンスと考え、思い切り、我々からご家族に再度教会への訪問を提案しました。

そして先日、実現することができました。

前回とは打って変わり、天候にも恵まれた中での訪問となりました。今回は体調も考慮し、短時間での訪問となりましたが、また半年後、あるいは1年後、元気な姿でF様と教会を訪れ、今度は帰りにF様の大好きなお蕎麦を食べて来たいと切に願っています。

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