2023年4月26日
少し前にホームでご逝去されたS様。様々あるご趣味の中でも、手芸はプロも顔負けで、よくご自身で編まれたニットのセーターやベストをお召しになっていました。その作品を地域のボランティア団体に寄贈したときのエピソードをご紹介させていただきます。
アライブ世田谷中町は地域交流に力を入れはじめ、上野毛まちづくりセンターや、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)、社会福祉協議会地区事務局などが主催した「上野毛出会いのマルシェ」というバザーにも参加しています。手芸が得意なS様は、自作のセーターなどをそろえたブースを出店し、多くの作品を出品して地域交流をされていました。
そんなS様がご逝去され、遺品を片付けられていたご家族から、「処分するのはもったいない、何か有効活用する術はないか」というようなお話をいただきました。そこで、以前よりご縁のあった世田谷区社会福協議会の方に相談し、世田谷区で活動されている「トマトの会」というボランティアサークルの方をご紹介いただきました。この「トマトの会」は世田谷区内の独居高齢者の方々を様々な面でサポートしており、S様の作品を是非、お楽しみ会やクリスマス会のプレゼントとして活用したいとの申し出をくださり、20数点を寄贈させていただきました。作品をご覧になり、「料金を支払わなくて良いのですか」と言われるほど、お褒めの言葉をいただきましたが、有効に使っていただければ、S様も喜ばれるのでと無償で提供しました。後日、このお話をS様のご家族にお話したところ、大変喜ばれていました。
地域の一員としてのアライブ世田谷中町、ホーム内での生活ばかりが全てではなく、たとえホームに入居されていても、地域に出ていくような活動も継続して続けることの重要性を改めて強く感じました。
コロナ禍の世の中も変わりつつあり、もっと地域へ、飛び出していきたいと思います。
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