2021年6月22日
先日、ご入居者がめでたく100歳のお誕生日をお迎えになりました。
ご入居されてから、何度かお看取りの話が出ることもありましたが、その都度回復され、無事100歳を迎えることができ、ご家族の「100歳を迎えて欲しい」という想いが通じたのではないかと、私共も大変うれしく感じております。
ホームとして、このコロナ禍で、どのようなお祝いをすれば喜んでいただけるか、数か月前から悩みました。
現在アライブかながわでは、ご家族のご面会は透明のカーテン越しでお願いしており、ここ数か月の間、ご家族は大好きなお母さまの体に触れることができませんでした。
そこで、この時ばかりはお母さまのお顔やお体に触れていただける時間と、記念の写真を贈ることを考えました。
カーディガンと中に着るカットソー、ひざの掛物はご息女様が選んで購入しお持ちくださいました。
お顔とまゆそりを訪問美容師に依頼し、爪はマニュキュアを塗るのが得意な看護スタッフがきれいなピンク色に整えました。
当日は心配していた雨も朝のうちにやみ、さわやかな天気となりました。いざ写真館へ出発です。
写真館はホームの最寄り駅、相武台前の真ん前にある落合写真館です。写真館とはご入居者の体力やコロナ感染予防について、事前に打合せており、準備を整えております。
ご家族とは写真館で待ち合わせしました。
皆様揃い、いよいよ撮影となりました。「おかあさ~ん!笑って!」ご息女様がお母さまの頬を撫でると、にっこり、カメラ目線も合いました。「今だ!」写真スタジオの中が笑いの渦に包まれました。
無事撮影も終了し、わずかな時間でもコロナ禍以前と同様の時間を過ごしていただくことができました。アルバムができるまで約1か月間、待ち遠しいです。
資料請求・お問い合わせ