2017年9月25日
「ガンバレファイト」で苦しいリハビリでなくても、生活の中で取り戻していけるリハビリがある。
「〇〇したいからリハビリする」を私たちがお手伝いします。
<忘れた機能を取り戻す>
あるご入居者との会話
ある日、いつものようにエレベーターで玄関までお見えになり、訪れてくるご友人を待ちながら一言。
「ここに移って本当によかった。あのまま前のホームにいたら今頃こんな風に歩けなかったよ」と。
実は2年前の入居時は介助用車いすをご利用されていました。
ご入居当初は『前のホームでは全部スタッフがやってくれた。僕は横になっているだけでよかったんだよ。なのに何だ!ここのスタッフは僕を起こしてトイレに連れて行く。歯磨きも皆、そばで見ているだけ。やってくれと言っても「自分でできることはやってくださいだって。」と言われる』と少しご立腹されることもありました。
ですが、1日中、毎日のちょっとした積み重ねでオムツではなくポータブルトイレをご利用できるようになり、やがてトイレをご利用されるまでにになられました。安定した歩行も取り戻す中で認知機能も改善され、おしゃれにも気を使いダンディに復活。
今では「なじみの店まで行ってまた楽しく飲みたい」というご本人のご希望まであと一歩となられています。
<今ある機能を活性化>
あるご入居者からのお話
私は、自宅で一人暮らしをしていました。いつのまにかウツ病を発症。何もする気が起きなく、一日中一人でした。
テレビは面白くないし誰も来ない。出かけるのも面倒くさい。
食事を作るのも面倒。やがてついさっきのことを忘れたり、同じものを何度も買ったりするようになり息子たちが心配してここにやってきました。
ここでは1日中何度もスタッフがお部屋に顔を出して私の話を聞いてくれます。私が不安で歩けないことを理解して機能訓練指導員が一緒に歩いてくれます。
たくさんの体操やアクティビティがあって退屈するヒマもありません。ここにきてもうすぐ1年になります。
今度の日曜日は家族と一緒に近所のお店に食事に行ってきます。
みな私が見違えるように元気になったことをとても喜んでくれています。
息子は「認知症になったとすごく心配して入居を決めたのに最近はうるさいくらいしっかりしてきた」と言っています。
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