2021年8月20日
「ポリファーマシー」という言葉はご存じでしょうか。
ポリファーマシーとは、ポリー(多くの)+ファーマシー(調剤)を合わせた言葉で、服用しているお薬の種類が多いことにより、体に良くない影響が引き起こされやすい状態になると言われています。
高齢の方は、複数の薬を服用することが多くなりがちです。ポリファーマシーを改善することは、必要なお薬を整理する上で大切な取り組みです。
アライブ世田谷代田では、ご入居者の健康の為に、スタッフの知識向上を図りたいと、提携している薬局に研修資料をいただき、ホーム内で研修を行いました。
出席したスタッフからは「日頃の何気ない服薬ケアにも、様々な意図があるのだな、と改めて勉強になった」といったコメントがあり、大きな学びにつながったようです。
当ホームでは、昨年から今年にかけて平均7.46剤から4.45剤への減薬に成功しました。
主治医と薬局、厨房、そして介護・看護スタッフという、複数のチームが力を合わせたことで実現した成果です。
今後も、引き続き栄養の評価や日頃のケアに力を入れ、ポリファーマシーの予防に努めて参ります。
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