2021年7月14日
今年もホームでは、七夕に向けて笹を飾りました。
笹竹は、天に向かってまっすぐ伸びる生命力の強さや、殺菌力が強いため厄除けの力があると信じられていたことなどから、神聖なものとして特別視されており、七夕で願い事を書いた短冊を吊るすようになったようです。また、笹の葉が風などで擦れ合う時に起きる音は、精霊や神様を招くとも言われています。
七夕の時に笹に吊るす短冊の色は「赤」「青」「黄」「白」「黒」の5種類が基本となっていて、この色の元は、中国の陰陽五行説の五徳に対応しています。
それぞれの色の意味は、下記のとおりです。
赤…父母や祖先への感謝の気持ち
青…徳を積む・人間力を高める
黄…友人・知人を大切にする
白…義務や決まりを守る
黒…学業の向上
笹に吊るすために願い事を書くときに、短冊の色を合わせてみるのも楽しいかもしれません。
ご入居者は「健康でいたい」「○○に行きたい」など、書かれていました。
皆様が短冊にこめた願いが叶うことを願ってやみません。
七夕当日のランチメニューは七夕御膳でした。
メニューは
・ちらし寿司
・鯛そうめん
・とうもろこしのかき揚げ
・デザート(メロン)
“寿司”は「こどぶきをつかさどる」という意味があります。五節句である七夕もお祝いの日として認知されると同時にお寿司を食べることが普及していったと考えられています。ちらし寿司には縁起の良い食材がたくさんつかわれていることから、お祝い事の時の食べ物として用いられるようになりました。
また、七夕は裁縫や芸事の上達を願う日とも言われてきました。素麺が裁縫に使う糸に似ているため、この時期に綺麗な天の川に見立てた素麺を食べるようになったという話もあるようです。
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