2021年6月25日
5月の特別食は「端午の節句御膳」と「母の日御膳」でした。
5月5日、端午の節句御膳は
メインの「鰹のたたき」に蕪のゆかり和え、そら豆と筍の薄葛煮、ご飯に赤出汁。
さっぱりした初鰹とそら豆に筍。
今の時期そのもののような、さわやかな御膳でした。
5月9日、母の日御膳は
金目鯛の煮付けにじゅんさいの酢の物、蟹しんじょ、お赤飯、メロン、お吸い物でした。
じゅんさいは、沼や池に自生するスイレン科の植物で、寒天状のぬるぬるとした透明な粘質物の付いた若芽を摘んで食べるものです。主に5月末頃から8月上旬頃までの僅かな期間のみ食べられる食材です。つるつるとした食感が楽しかったです。
6月13日の「おたのしみ御膳」は
ハモ・アスパラ・パプリカ・茄子の天ぷら、つるむらさきのお浸しなど、初夏らしい食材の料理が並びました。
独特のねばりけが特徴のつるむらさきは、栄養価の高い野菜として注目されている食材です。軽い粘り気があるので出汁がよく絡み美味しかったです。
6月20日の父の日は、にぎり寿司ランチでした。
いつも厨房でお食事を作ってくださっているスタッフさんが今日は板前さんに変身し、フロアで腕を振るいます。
メニューは
・握り三種(中とろ・活真鯛・煮穴子)
・いくらと帆立の錦糸軍艦巻き
・自家製玉子焼き
・天ぷら(海老・南瓜・おくら)
・アスパラと蓮芋の胡麻和え
・お吸い物
・フルーツ(いちじく・メロン)
と、盛りだくさん。
軍艦巻きは海苔で巻くことが多いですが無理なく召上れるように、錦糸(薄焼き卵)を使ってくださいました。
いちじくの収穫時期は長く、一般的には8月頃から10月頃までとされていますが、旬のはしりになる、6月頃から7月頃に採れる品種を「夏果」と呼び、夏の始まりを感じさせてくれる果物のひとつです。
お食事はアクティビティと同じく、ご入居者の皆様の大きな楽しみとなっていますので、より楽しんでいただけるよう企画してまいります。
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