2021年5月19日
“高齢者介護”や“老人ホーム”というと、介護技術や最新機材の導入などにスポットが向きがちですが、住まわれる方々の心身が落ち着き、心地よいと感じていただく環境を整えることも非常に大切です。
そうした環境を作り出し支える大事なキーパーソン、それがガーデナースタッフです。
アライブ浜田山のお庭やエントランスは、本部所属のガーデナーが週に2回程来館し、花々の入れ替えやメンテナンスを行っております。
とある日、3Fの窓から見えるベランダに、ミニガーデンが出来上がっていました。
季節の植物や花々の他にも、小人や動物、キノコやブランコ等、可愛らしいオブジェがたくさん設えてありました。
作成したのはアライブ浜田山担当のガーデナー。
「新型コロナウィルス感染症で世の中が大変な中、皆様にホームでどう気持ちよく過ごしていただけるかなと思って。見て楽しんでいただけるように、可愛らしい人形もそえたりしてみたんだよ」
すると、リビングの窓からよく見える位置にある為、ご入居者が通りかかるたびに立ち止まり、ミニガーデンを笑顔で眺める姿を毎日拝見するようになりました。
また、付き添うスタッフも一緒に眺め話をすることで、コミュニケーションが自然と生まれ、普段以上に穏やかな空気感がホーム内に醸成されるようにもなりました。
植物や花々といった環境が持つ効果とは、本当に大きいものだと実感するばかりです。
なかなか外出できない状況ではありますが、皆様のお気持ちが少しでも晴れやかになっていただけたらというガーデナーからの贈り物。
花々や小人達は、今日もホーム内全ての人々を癒しています。
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