2021年2月26日
だいだらぼっちをご存じでしょうか。
漢字で大太郎法師と書き、他にも だいたぼう(大太坊)など、各地で似たような名称で伝承されている、巨人のことです。
だいだらぼっちは、日本の神話よりもさらに昔の「自然崇拝」と呼ばれるお話しが起源で、諸説はありますが「各地の山や湖は巨人が作り、その足跡は水が涸(か)れない肥沃(ひよく)な窪地になった」とも言われています。
例えば、静岡県の浜名湖は「だいだらぼっちが転んだ際についた手の跡」と語り継がれているそうです。他にも富士山や琵琶湖にも、だいだらぼっちの伝承があるとか。昨今はアニメーションなどで怖いイメージの巨人ですが、山を作ったり、尻もちをついたり。その姿を想像すると、だいだらぼっちはとてもユーモラスです。
実は、アライブ世田谷代田のある「代田」という地名は、このだいだらぼっちが由来していると言われています。
代田には、かつてとても大きな右足の跡をした窪地があったそうです。その形は、本当に人の足跡そっくりだったため、この窪地のことを人々が「だいだらぼっち」と呼ぶようになりました。それがいつしか「だいた」という地名へ転じ、語り継がれるようになったとのことです。
ところで、小田急線の世田谷代田駅は、昨年温泉に入れる宿泊施設がオープンしたり、お隣の下北沢との駅の間に続々と商業施設がオープンしたりと、活気あるまちづくりが進められています。駅前の広場も整備が進められており、広場の中央にはだいだらぼっちの大きな足跡がデザインされています。
また、駅前広場からの景色の美しさは、心が洗われるようです。
早朝の富士は「今日も頑張って!」と励まし、夕焼けの空は「1日お疲れ様でした。」と私たちを癒してくれます。
通勤の際、あまりの美しさに思わず写真に収めるスタッフも少なくありません。
スタッフたちと「外出が自由にできるようになったら、皆さまと一緒に散策したいね!」と話しております。
ご家族の皆様も、ご面会の道すがら、駅前広場に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
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