2019年5月8日
4月26日、アライブ世田谷代田を会場に「ボッチャ講習会」が開催されました。
「知らない」「聞いたことない」「そんなことやったことない」のご入居の皆様。最初は戸惑いを隠しきれずでしたが、杏林大学一場先生の快活なご指導のもと「とにかくやってみましょう」とボールを手に取り開始。
D様:「あれ、意外と重いボールだね」
A様:「あの、白いボールを目掛けて投げればいいの?」
C様:「投げるの?転がす?え、どっちでもいいの?」
A様:「きゃー、すごくいい場所。〇〇さんやるじゃない」
B様:「あらそんな。偶然よ」
C様「ねぇ、私、立ち上がって投げていい?」
(ホーム長:「僕が後ろで支えますよ。大丈夫。立って投げてください」)
D様:「よーしみてろよ。えいっ。あれ。あっちに行っちゃった」
A様:「私運動したことないから・・。えっこれでいいの」
C様:「パラリンピックの競技ですって。今からやったらみんなでメダルを目指せるかしら(笑)」
ルールがわかりやすく、すぐに結果が見えて、ボールを投げたり蹴ったり出来ればだれでもすぐに参加できる。
上手くいってもいかなくても周囲から大きな声援と称賛の声・声・声
サポートしたケアスタッフや看護師たちは
「最初は苦い顔だったけど、やってみたら〇〇様のあんなに大きな笑顔。久しぶりに見ました。」
「認知症の方がルールを理解できるのか不安でしたが、全然問題なかった。」
「入居者同士でハイタッチしたり笑いあったり、本当に楽しそうで、元気をもらった」
「パラリンピック競技、いいですね」
「目で標的をみて、手でボールを持って的に向かって投げる。筋力や身体の総合的なバランスを使ってかつ、楽しい。リハビリにも良さそうですね。〇〇様が自然に立ち上がってボールを転がしたのにはびっくりしました」
ホームの会場からはいつまでも大きな笑い声と声援が響いていました。
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