2018年8月15日
アライブのリハビリテーションの目的は、ご入居者お一人おひとりが楽しく活き活きと輝いて暮らせる生活を目指しています。そのため、ご入居者の主体性や可能性に目を向け、手助けの必要な部分にのみ手をさしのべ、ご入居者がご自分でできることを維持・拡大することによって、その方の持っている力が充分に発揮され、ご自分なりのリズムを持って生活できることが大切です。リハビリを通して、その機能・拡大を図ることを目的としています。
そこで、アライブのリハビリについて紹介させていただきます。
アライブでは、「生活リハビリ」「機能リハビリ」という2つのリハビリがあります。
「生活リハビリ」
ご入居者の寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、立位、歩行といった一連の動作の中で、少しでもできる動作があれば、生活の中で一部でも行うことをリハビリとしています。お一人では難しくても、声がけ、見守り、必要な部分での介助を適切に続けていき、お一人で安全に行えることを目指しています。
「機能リハビリ」
身体機能の維持・回復を目的に、関節の柔らかさ改善のためのストレッチ。筋力の維持向上のための筋力訓練。安定した姿勢保持のため座位・立位のバランス練習。起き上がり・立ち上がり・歩行の動作獲得・改善のための動作練習。目標を決め、一定期間行います。
「機能訓練指導員の役割」
機能訓練指導員は、ご入居者がご自分でできることを維持拡大するために、今何が必要なのか、安全に安定して行うためにはどうしたら良いかなど、現在の身体機能を拝見させていただいております。
拝見させていただく機会は、以下の通りです。
・定期評価(3か月に1回を目安)
・入退院後など状態に変化があった時
・課題評価として、ご入居者の体調変化・既存リハビリメニューの課題発生時・福祉用具(歩行補助具 ベッドや車いす)選定など必要時、定期評価とは別に拝見します。
ご入居者の身体機能にあった、そして、どの部分が必要な介助なのかも含め、機能訓練指導員がリハビリメニューを立案し、介護スタッフが日常的に行っております。
ご入居者・ご家族のご希望に沿って、ホーム長・計画作成担当者・看護スタッフ・介護スタッフと連携を図りながら、ご入居者自身で行えることが1つでも増えればと思っております。
機能訓練指導員 井田香津江(理学療法士)
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