2018年7月18日
余暇活動ではないのです!
全ての活動にはきちんと目的があります!
アライブ浜田山アクティビィ(クラブ活動)の目的
1.1日のリズムを作る。
午前中にしっかり体操して身体と気持ちを目覚めさせ食欲につなげます、日中活動して心地よい疲れとともに夜はしっかりと休む。体内時計を整えることは、認知症の進行を予防します。薬に頼らない自然な睡眠も得られます。
2.筋力と持久力をつける
想像してみてください。平均年齢89歳の方々が、365日30分以上の体操を継続していることを。午前の体操はみっちり30-40分。その他、午後にも体操。食事前の嚥下体操。個人別にある生活リハビリや機能リハビリプログラム。さらに午後の音楽リトミックや音楽クラブでは腹筋、背筋、腹式呼吸・・・楽しく毎日続けることが大きな力になります。
3.楽しみを見つける
若いころと同じようにはできない。でも今、できることがある。ご自宅のころには知らなかったことを発見できる。次のクラブ活動が楽しみになる。ワクワクする。予定がある、スケジュールが埋まることは、心の張りにつながります。
4.社会性を取り戻す
在宅時にだんだんと外出の機会や人と会う機会が減ってしまっていても、ご入居されて同じ趣味を持つ方と同じ時間を過ごす。何気ない世間話にコミュニケーション力発揮!さらに自然にわいてくる競争心や認め合うことで心が動きます
5.達成感を得る
あんなにいろいろとできていたのに、できなくなって自信喪失。何かをすることが怖くなって次第にやる気を失う方もいらっしゃいます。たとえ小さな作品でも最後まで仕上げる、自分らしい作品になる。馴染みのご入居者やスタッフと一緒に作り上げていく楽しさは自信につながります
6.集中する時間を作る
認知症症状があると、何かに向かって集中することが難しくなってきます。例え短い時間でも没頭することは、心地よい緊張感をもたらします。認知症が無い方、浅い方、深い方それぞれに適したやり方は違います。落ち着いて取り組む工夫がされています。
アライブ浜田山ではみんな一緒に、1つの場所で同じ時間に同じことはやりません。それぞれやりたいこと、やりたくないことがあります。やりたいことを見つけて、今できることにつなげるからこそ、心が動いて身体が動くアクティビティになります。
アクティビティはスタッフにとっても発見が多くあります。見当識障害ではあるものの麻雀をしたら点数計算がすごく早かった、カードゲームをしたらしっかりと見えていた、刺し子をしたら自分で糸を通していた・・できることをたくさん発見してケアプランに活かしています。
今度はあるご入居者のお話をお届けします
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