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高齢者ケアの鍵:オムツを活用した褥瘡予防研修 アライブ目白

2023年11月1日 

白十字株式会社の講師をお招きし、褥瘡じょくそう予防のためのオムツ研修を実施しました。

※褥瘡:寝たきりなどによって、身体の一点に圧がかかるとその部分の皮膚の組織が壊れ、赤くなり、ただれたりしてしまうこと。床ずれともいう。

介護スタッフや看護スタッフ、ケアマネジャー、機能訓練指導員の多職種チームで参加しました。

現在、当ホームでは、日中にオムツを使用している方はほとんどいません。そのため、今回の研修では、夜間のオムツ使用に焦点を当てました。夜間において、質の高い睡眠は何よりも重要です。

以下、研修での学びの一部を共有いたします。
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〇最初のノンレム睡眠※時に成長ホルモンが分泌されることが知られています。この成長ホルモンには傷を修復する役割があるそうです。
※レム睡眠とノンレム睡眠
・レム(REM)睡眠:寝ている間に目がぴくぴくと動く「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」がみられる。夢を見るのはこの種類の睡眠のとき。
・ノンレム(non-REM)睡眠:レム睡眠に比べ、より深い睡眠。脳や肉体の疲労回復が行われる。

〇睡眠中には抗利尿ホルモンも分泌されます。十分な睡眠を確保することで、夜間の多尿を軽減できるでしょう。

〇高温多湿な環境が皮膚障害を引き起こす可能性があります。リハビリパンツやオムツにパッドを重ねて使用することで高温多湿となってしまいます。

〇頻繁なパッド交換は睡眠の質の低下を招くため、就寝時は夜間用のテープ式オムツ1枚のみを使用し、朝の起床時に交換するのが白十字社の推薦するケア方法のようです。

〇質の高い睡眠を確保することで、日中の覚醒状態が向上し、食事や水分摂取量の増加が期待できます。
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排泄ケア用品も年々進化しています。時代に適した知識を身につけ、お客様がより快適な状態で過ごせるよう、当ホーム、当社では、新たな取り組みを続けていきます。それにより、「真の望み」に近づくお手伝いができると信じています。

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