2018年5月28日
5月21日、2018年度第1回目の「アライブ基礎研修Ⅰ」を開催いたしました。今回は本研修のなかから、「食事ケア」の講義についてご紹介します。
本研修では、ご入居者を尊重した安全な食事ケアのポイントを学びます。アライブでは「きざみ食」や「ミキサー食」といった介護食ではなく、可能な限り普通の食事を召し上がっていただけるようご支援しています。さらに、食事を通してご入居者同士の交流や社会性の向上を意図し、原則ダイニングで召し上がっていただいています。また、車椅子の方は椅子に移っていただき、正しい姿勢でお食事していただいています。
実習では、「悪い食事介助の体験」をいたしました。介助を受ける側は目を閉じ、上体が反った悪い姿勢で座ります。介助を行なう側は、口を開けるよう伝えてから、ゼリーを口中に運びます。
悪い食事介助を体験してみて「姿勢が悪いと飲み込みづらい」「目を閉じたままだと、何を食べさせられるのかわからずこわい」「これから口に入れるものについて一言あると、食に関心が持てて安心」との感想がありました。
食事は「美味しい」とともに「楽しい」を感じていただきたいと考えております。これからもスタッフ一同、美味しく楽しい時間のご提供に努めてまいります。
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