2018年5月28日
2018年5月17日(木) 今年度の「認知症セミナー」が開講しました。
このセミナーは認知症高齢者研究所の羽田野政治先生を講師に、1年間かけて認知症ケアについて学ぶ場として2012年より行っており、今年度で7年目を迎えます。
セミナーは5月~翌年3月にかけて毎月1回の全11回、脳の構造から認知症の基礎知識、スクリーニングの実施方法やアセスメントツールの使用方法等について受講しています。
今年度から講義を聞くだけではなく、各ホームの事例についてエンパワーメント方式によるロールプレイやグループワークを通して、認知症高齢者への対応について専門性を習得しサービス提供を実施してまいります。
各ホームから4名程度の参加を募ったところ、10名以上参加するホームもありました。勿論、今年度の新卒入職者10名も参加し、認知症の方が安心して暮らせるよう専門知識の習得に励んでまいります。
認知症の介護を行っていくためには、認知症の方の示すさまざまな症状の発生メカニズムに対する正確な理解が有用です。第1回目となる今回は、基礎学ということで脳の構造やその構造からくる認知症の種類、症状を学びました。認知症という状態は脳の病気によって惹き起こされる脳の機能障害の結果ですから、脳の働きと、その病態メカニズムをよく知れば、理屈にあった対策を考えることができるようになります。
ご入居されている皆様へのサービス向上のため、1年間取り組んでまいります。
資料請求・お問い合わせ