2023年1月12日
ポリファーマシーとは、「poly(複数の)」+「pharmacy(調剤)」の2つを組み合わせた言葉で、薬の多剤併用による副作用や転倒など、様々な有害事象の発生を表します。
このポリファーマシーの解消のため、アライブメディケアでは、協力医療機関との連携により、減薬に取り組んでいます。
毎週金曜日、往診クリニックと訪問薬剤師がホームへ来訪し、ご入居者の訪問診療を行っています。
ホームの看護スタッフから、医師と薬剤師にご入居者お一人お一人の食事量、水分量、排泄、睡眠、精神面の変化等、健康状態を報告します。そして、現在の処方内容が適正か、多職種で相談します。
9月から、かながわの訪問診療を担当してくださっている医師は、ご入居者の話に耳を傾け、看護スタッフの相談にも親身に乗って下さる優しい先生です。
ご高齢の方には、薬の錠数が多いと内服の負担も大きいため、減らせるお薬は処方中止、2種類のお薬を1剤にした配合剤への変更等、担当薬剤師と相談しながら積極的に減薬を進めて下さっています。
水分や食事、運動、排泄など4つの基本ケアを行い、自立神経を整える事で睡眠の質が向上し、薬を使わずに自然に心身が整っていく。
このような好循環を目標に、今後も多職種で連携し、ご入居者のより良い生活を支援して参ります。
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