2017年9月28日
「美味しい干物があればいい」
あるご入居者に立ち話で言われたひとこと。
その方はさらに続けて
「もちろんいつも美味しい食事を私たちのために考えて出してくれて、感謝している。でも私には美味しい干物と炊き立てごはんが一番なの」
ホームでお出しする魚には一般家庭と異なる条件が発生します。
それは「骨」。
嚥下機能が低下しているご入居者や認知症の方々もいらっしゃり、骨抜きの魚をお出しするのですが干物はなかなか難しい。
しかし、広い日本、きっとどこかに美味しい骨抜き干物があるに違いない!と探し回って見つけました。
骨抜き干物。
しかも豊後水道の干物。
すぐに電話すると「完全には取りきれません。ごめんなさい」とのお話。
さて、ここで引き下がるわけにはいきません。
厨房スタッフに相談すると「・・・わかりました・・こちらでチェックして小骨抜きで抜きましょう」とありがたいお言葉。
こうして創業126年の干物屋さんと厨房スタッフの協力体制により旬の脂がのった美味しい干物をお出しできるようになりました。
今ではお取り寄せで月に一度お出ししています。初めてお出しした日のご入居者の笑顔は最高でした。
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